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1. iOS18.2でチェックすべきバッテリー関連の新機能
iOS18.2では、バッテリーの節約機能がさらに強化され、設定アプリ内の項目配置が大きく変わりました。特に充電上限の設定やバッテリー充電の最適化などは見逃せません。これらを活用することで、バッテリーを長持ちさせるだけでなく、使い方に合わせた柔軟な運用が可能になります。まずはバッテリーセクションから重要なポイントを確認していきましょう。
iOS18以降、バッテリーの項目が設定アプリの最上部近くに移動し、より見つけやすくなりました。ここをタップすると充電や消費状況の詳細がチェックできます。中でも充電上限を自分で90%や95%に設定しておくと、満充電時のバッテリー劣化を抑えられるため、長期間にわたってコンディションを保ちやすくなります。もちろんフル充電にこだわる方は100%のままでも構いませんが、日々の充電パターンがバラバラな方は、充電上限をやや低めにすることでバッテリー寿命向上の恩恵を受けやすくなるでしょう。
さらに、バッテリー充電の最適化もiOS18.2以降で若干の改善が行われています。ただし、夜に決まった時間での充電をしない場合は、最適化が機能しにくいこともあるので、自分の生活リズムに合った形でオン・オフを切り替えましょう。
2. Apple IDまわりの見直しでメール通知やサブスクを最適化
iPhoneの設定アプリ上部に表示されるユーザー名をタップすると、Apple IDに関する多彩な項目が管理できます。その中で特に注目したいのがコミュニケーション環境設定とサブスクリプションです。
コミュニケーション環境設定を開くと、Appleからの情報メールや通知を受け取るかどうかを選べます。不要なメールが多いと感じる方はオフに設定するだけで受信メール数を減らせるので、ストレスも軽減されます。また、サブスクリプション管理では、契約中と過去に解約済みのサービス一覧が表示されます。例えば、年間契約で使い忘れているアプリなどがあるなら、ここで解約することで無駄な出費を抑えましょう。
とりわけ、年間契約のサービスは更新日を忘れがちで、気付かないうちに自動更新されているケースも少なくありません。有効なサブスクリプションを定期的に見直すだけで、不要なアプリを削除し、コストだけでなくバッテリーの節約にもつながる可能性があります。アプリ連携などのバックグラウンド動作が減れば、自然にバッテリー消費も抑えられます。
3. モバイル通信とWi-Fi設定を見直してギガとバッテリーを節約
モバイル通信やWi-Fi関連の設定は、バッテリーと直結すると言っても過言ではありません。例えば5Gをオンにしていると、場所によっては電波が不安定になり、却ってバッテリーが余計に消費されるケースもあります。以下の手順を見直してみましょう。
- 通信オプション:5Gオートか4Gのどちらをメインで使うかを判断。都市部で安定して5Gが利用できるなら良いですが、実は4Gのほうが速いエリアもあるので注意。
- データモード:「より多くのデータを許容」はギガをガンガン使う設定。標準や小データモードにするとデータ通信量とバッテリーの節約が期待できます。
- iCloudバックアップ:外出時に写真や動画をバックアップすると膨大な通信量になるため、必要に応じてオフにしておくのがおすすめ。
さらに、Wi-Fi接続も自動接続をオフにしたり、不審なフリーWi-Fiへはつながらないようにすることでセキュリティも高まります。画面共有中に通知を許可していると、プライベートな内容が他者に見えてしまうリスクがあるため、必要に応じて通知の設定もオフにするなど、安全面とバッテリーの両方から最適化を図りましょう。
4. App Storeやカメラの細かい設定をオフにして無駄な動作を制限
App Storeの設定も侮れません。自動ダウンロードをオンにしていると、同じApple IDの別デバイスで落としたアプリが、自動でiPhoneにも入るケースがあります。便利ではあるものの、あまり使わないアプリが増えると容量を無駄に消費し、バックグラウンド処理が増えてバッテリー消費にも影響します。そこで、
- アプリの自動ダウンロード:不要ならオフに。
- ビデオの自動再生:Wi-Fiのみかオフにして、通信量とバッテリー節約。
- アプリ内評価とレビュー:面倒ならオフにし、通知を減らす。
次に、カメラの設定では「より早い撮影を優先」をオンにすると、シャッターのレスポンスは向上しますが、その分画質が低下する可能性があります。写真のクオリティを重視するなら、この項目をオフにしておくと良いでしょう。またApple ProResやProRAWなどの高画質撮影機能をオンにしておくと、1分の動画でも数ギガ単位で容量を使うため、ほとんどの方にはオフ推奨です。
サウンドと触覚の項目では、特にキーボードの触覚をオンにしていると、文字を打つたびに振動し、その分バッテリーを消費します。オフにするだけで余計な振動を抑えられるので、バッテリーの持ちを良くしたい方にはおすすめの設定です。また、ロック時の音やボタンで着信音を変更する機能も、必要なければオフにしてしまいましょう。特に「ボタンで変更」がオンだと、YouTubeや音楽視聴後に音量を下げたままアラーム音も小さくなってしまい、大事なときに気づけない危険もあります。
5. 通知や常時表示の制御でプライバシーとバッテリーを保護
今や多くのユーザーがLINEやSNSの通知に頼りきりの生活を送っていますが、常に通知が飛び交う状態はバッテリーを確実に消耗させます。iPhone14 Pro以降の機種であれば常時表示(Always on Display)機能が搭載されています。壁紙や通知を表示させるかどうかは選択できるので、バッテリーに余裕がない方は通知と壁紙を非表示にして時計のみを表示する方法がおすすめです。これだけで画面にかかる負荷が大幅に減ります。
また、自動ロックの時間を短め(1~3分程度)に設定すれば、画面が付きっぱなしになる時間を減らせます。長時間未操作のまま放置するクセがある人は必ずチェックしましょう。
6. プライバシーとセキュリティの設定を見直して余計なトラッキングを防ぐ
位置情報サービスは、バッテリーに大きな影響を与えます。常に位置情報を求めるアプリを多数抱えていると、iPhoneがバックグラウンドでGPSを探し続けてしまうのです。例えば、ほとんど使わないアプリの位置情報が「常に」になっている場合は「使用中のみ」や「許可しない」に変更すると良いでしょう。
その他、システムサービス内にもオフで問題ない項目が多数あります。たとえば、Apple Pay店舗識別子やホームキットを使っていない場合はオフでOKです。ただし、衛星通信に関する項目は緊急通報などと絡むため、最近は日本でも利用可能になった部分があることからオンにしておくほうが安心です。
トラッキングの許可に関しても、実際に必要なアプリ以外はオフにしておくと、自分の行動や広告クリック履歴などを不必要に追跡されずに済みます。プライバシー面だけでなく、バックグラウンド通信が減り、結果としてバッテリー節約にも効果的です。
7. バックグラウンド更新やメールのプッシュ設定を変える
バックグラウンド更新はアプリを起動していなくてもデータを最新化しておく便利機能ですが、これをモバイル通信時にもフルで行うと、ギガ消費だけでなくバッテリー負荷も増えます。そこで、
- オフにする
- Wi-Fi接続時のみ許可する
のいずれかを選んでおくのが定番です。アプリの特性上、最新情報がなくても困らない場合は思い切ってオフにし、必要なときだけ更新するスタイルにすることで、格段にバッテリー持ちが良くなります。
また、メールアプリのプッシュ受信も要チェックです。プッシュだと常時サーバーと連携しているため、バッテリーを消耗しやすくなります。フェッチに変更し、15分に一度や手動での受信に切り替えれば、不要な待機通信を激減させられます。今では連絡手段としてSNSやメッセージ系が主流になりつつあるので、メールの即時性がそこまで必要でない人はフェッチへの変更を検討しましょう。
8. メッセージや写真の画質設定を最適化
メッセージアプリを使う場合、低解像度モードがオンになっていると、せっかくの写真を圧縮して送信することになります。高画質のまま相手に送りたい場合はオフにしましょう。逆にデータ通信量を抑えたい場合はオンにする、というように目的に合わせて切り替えられます。
写真アプリの非表示アルバム表示も不要ならオフに。プライバシーを守りたい方やアルバムを隠しておきたい方に有効です。ただし、注意したいのはオフにすると自分でもそのアルバムが見えなくなるため、場所を忘れないよう気をつけてください。
9. Safariのプライバシー設定とトップヒット事前読み込みをオフに
Safariのトップヒットを事前に読み込む機能をオンにしていると、検索結果の1位を自動的にバックグラウンド読み込みします。便利な反面、余計な通信とバッテリー消費につながるため、オフにしておくほうが安定かつ節電に役立ちます。
さらに、プライバシー保護広告の測定やAppleへの検索データ送信など、初期設定でオンになっている項目もあります。個人を特定しないとはいえ、バックグラウンドで動作する以上は少なからずバッテリーを消費します。必要なければすべてオフにしても問題ありません。
10. 起動履歴のアプリを落とすと逆にバッテリーを消耗する?
マルチタスク画面(起動履歴画面)から頻繁にスワイプしてアプリを終了させる行為は、一見バッテリーを節約しているように思われます。しかしiOSは優秀で、裏に回ったアプリを自動的に停止させ、ほとんどリソースを消費しないよう管理してくれます。むしろアプリを再起動する時に大きな負荷がかかり、結果的にバッテリー消費が増えてしまうのです。本当に挙動が重いときやフリーズしたとき以外は、アプリを落とさず放置しても問題ありません。
この仕様を知っておけば、余計な手間も省きつつ、バッテリー寿命の観点からもメリットがあります。「アプリの再起動=高負荷」と覚えておきましょう。
結論
iOS18.2にアップデートされたiPhoneは、多くの新しい設定項目や既存機能の改善が追加され、バッテリー持ちを左右する要素がより細かくなりました。充電上限の設定からモバイル通信、常時表示や通知の制御など、今回ご紹介した33のチェックポイントを見直すだけで、1日のバッテリー持ちが劇的に改善する可能性があります。どれも「知らないうちにオンになっていた」という設定が多いので、ぜひ一度すべて確認してみてください。使用目的やライフスタイルに合わせた最適な環境を整えて、快適なiPhone生活を送りましょう。
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