
【注意喚起】オリーライフ(OlyLife)は怪しい?P90の効果と薬機法違反の疑いを徹底解説
「足を乗せるだけでテラヘルツ波が細胞を活性化する」
「NASAの技術が使われていて、どんな病気も改善する」
最近、SNSや知人からの紹介で「オリーライフ(OlyLife)」という会社の健康機器「P90」を勧められたことはありませんか? 1台約20万円もするこの機械、実は科学的根拠が乏しいだけでなく、勧誘手法において重大なコンプライアンス違反が疑われています。
本記事では、「オリーライフ説明会」を元に、その危険な実態と法的な問題点を徹底解説します。

この記事の目次(クリックでジャンプ)
1. 概要・背景:オリーライフ(OlyLife)とは?
オリーライフは、シンガポールやマレーシアを拠点とするネットワークビジネス(MLM)企業です。主力商品は「P90」という足裏健康機器で、PEMF(パルス電磁場)とテラヘルツ波を組み合わせた技術を売りにしています。
勧誘の常套句
- 「NASAで研究された技術を使っている」
- 「30分の使用でマッサージ数回分の効果」
- 「糖尿病やガンが治った体験談がある」
しかし、これらの主張は日本の法律(薬機法)において極めてグレー、あるいは黒に近い表現が含まれています。
2. 詳細・最新データ:動画で暴かれた「科学的根拠のなさ」

① 「NASAの技術」という嘘
説明会では「NASAが研究したPEMF技術」と権威付けを行っていますが、NASAはむしろ「NASAの名前を勝手に使うな」と警告している立場です。
PEMF(パルス電磁場療法)自体は骨折治療の一部で限定的に使われることはあっても、オリーライフが主張するような「万能な健康効果」は医学的に否定されています。
② テラヘルツ波の矛盾
「テラヘルツ波が細胞を修復する」といった説明もなされますが、家庭用機器の出力レベルで人体にそのような影響を与えることは物理的に不可能です。本物のテラヘルツ波発生装置を作ろうとすれば、CTスキャンのような巨大かつ高額な設備が必要となり、20万円程度の機器で実現できるものではありません。
③ 原価は数千円レベル?
動画内での推測によると、この機器の中身はセラミックヒーターやLED、ファンなどの安価な部品で構成されており、製造原価は2,000円〜5,000円程度ではないかと指摘されています。それに約20万円の値をつけ、会員への報酬に充てているのが実態です。
3. 法的観点・リスク:特商法・薬機法違反のオンパレード
オリーライフの勧誘は、日本の法律に照らして複数の重大な違反が疑われます。

薬機法(旧薬事法)違反
医療機器として承認されていない健康器具について、「病気が治る」「血流が良くなる」「デトックス効果がある」といった効果効能を謳うことは薬機法第66条(虚偽・誇大広告の禁止)で固く禁じられています。
「個人の感想です」という注釈をつけても、全体として効果を誤認させる内容であれば違法となります(打ち消し表示の無効)。
特定商取引法違反
連鎖販売取引(マルチ商法)を行う場合、勧誘の前に「氏名」「勧誘目的」「商品概要」を告げる義務があります(氏名等の明示義務)。
「いい話がある」「健康セミナーに行こう」と目的を隠して呼び出す行為は「ブラインド勧誘」と呼ばれ、特商法で厳しく禁止されています。また、契約前の概要書面交付義務も守られていないケースが大半です。
4. 今後の展望・未来予測:被害拡大と規制強化
2026年現在、オリーライフのような海外発の健康系MLMは増加傾向にありますが、その末路は決まっています。

予測①:行政処分の可能性
日本国内での被害相談が増えれば、消費者庁による立入検査や業務停止命令が出される可能性が高いです。過去にも「ITEC(アイテック)」など、同様の未承認医療機器を販売していたMLM企業が厳しい処分を受けています。
予測②:在庫の山と人間関係の崩壊
「家族の分も」と複数台購入させられた会員は、効果のない高額な機械と在庫の山を抱えることになります。効果を信じて友人に勧めた結果、健康被害や金銭トラブルに発展し、大切な人間関係を失う人が続出するでしょう。
5. まとめ:怪しい健康機器には近づかない
オリーライフ(P90)は、科学的根拠のない「ニセ医学」を商材にした、悪質なマルチ商法である疑いが濃厚です。
【最終チェック】これに当てはまったら要注意!
- ✅ 「NASAの技術」「テラヘルツ波」などの科学用語を多用する
- ✅ 「病気が治る」などの体験談で勧誘してくる
- ✅ 紹介すれば権利収入になると言われる
- ✅ 契約書面が交付されない、または不備がある
「健康のため」という善意を利用したビジネスほどタチの悪いものはありません。もし勧誘されても、きっぱりと断り、消費生活センター等へ相談してください。

